ジュエリーコーディネーター
豊富な知識やコミュニケーション能力も要求されます
お客様にジュエリーを販売する仕事です。
ジュエリーは高額で、専門性の高い商品であるため、単なる販売スキルだけでなく、豊富な知識やコーディネート術が要求されます。また、ショップによっては、その他にも様々なスキルが必要とされます。
社団法人日本ジュエリー協会(JJA)では、高度な知識を身に付けた人材を育成し、また、その地位と存在を社会に認知させることを目的として、1988年より「ジュエリーコーディネーター資格」を設けました。
毎年実施される資格認定試験には多くの受験者が訪れ、その数は年々増加しています。
現在は1級、2級、3級の認定試験が実施されています。
- 必要なスキル
- 宝飾基礎、コーディネート、ジュエリーマナー、接客基礎、販売
ジュエリーコーディネーターの現状と未来
単なる「販売員」と思われがちですが、景気が低迷している現在、ジュエリーという商材は簡単に販売できるものではなくなってきています。
ジュエリーコーディネーターは、豊富な知識と素養が求められ、一流のジュエリーコーディネーターは、業界中で大変重宝されています。
また、海外の大手ブランドが次々と国内にジュエリーショップをオープンしている中、そのようなお洒落なお店で働きたい女性も増加してきました。
年齢を重ねることによって扱える商材の価値が高くなりますので、長く続けることができ、広いスキルを身に付けることができます。
女性にとっては、年齢がハンデとならない唯一の職業といえるのではないでしょうか。
こんなあなたは、ジュエリーコーディネーターがおすすめ!
- 人を喜ばせるのが大好き(人と接するのが好き)
- ジュエリーが大好き(おしゃれが大好き)
- エレガントな雰囲気を持っている
JBSのカリキュラムを通して身につけるスキル
宝飾文化人類史
直接お客様と接する立場として、扱っている宝石・ジュエリーの真実を正しく伝えることは必要不可欠です。
宝飾文化人類史では、宝石・ジュエリーの歴史を知り、その本質的な価値を学びます。
本質を知ることで、テクニックだけではないジュエリーの表現が生まれます。
ジュエリーコーディネーター 工藤 百恵さん(JBS第10期生)の場合
あこがれのVan Cleef&Arpelsに就職。一流ブランドだけにデザイン、クラフトの細部にわたるまでこだわって作られており、その素晴らしさをお客様に伝えられることは、なにより楽しく、幸せなことで、充実した毎日を過ごしています。
JBSではジュエリーの作りやデザインの善し悪しを学ぶことはもとより、マナーや躾も学びましたので、お客様に自然に言葉がかけられます。販売員もブランドの一部ですから、お客様の要求されるものを掴み、誠実に接し、「あなたから買いたい」と言っていただける一流の販売員でありたいと思っております。